金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

「題名サマースクール」〜合唱


夏休みの「題名のない音楽会」は「題名サマースクール」と称して佐渡裕先生がいろいろと身近な音楽指導をしていくのですが
今日は「合唱」でした。


「少年合唱」「学生混声」「ママさんコーラス」と3つに分けて指導されてました。
やはり私は「学生混声」に興味がわいてしまう。
出演した國學院大學久我山高等学校音楽部のみなさんはNコン東京大会で銅賞、全日本コンで銅賞を受賞しただけあってとても上手い。


私が混声がすきなのは、男声の魅力に魅かれるからですね。
だったら男声合唱でいいじゃないか、と言われそうだけど
男声がいてこその女声というかね、男声には女声にないもの、女声には男声にないものを補い合い助け合って美しいハーモニーができる……のがすき、かな


國學院大學久我山高等学校は鹿児島高校と同じく男女別学だそうで。
いいなあ、高校生って(笑)


佐渡先生のご指導はいまの私でもとても勉強になります。


次に年齢的には(爆)「ママさんコーラス」も興味がありました。
佐渡先生のご指導も頷くことしきりで、今回うたわれた「花の街」は二拍目のアウフタクトが多いとおっしゃってて言われてみればそうだなあと。
今、次のお茶会で歌おうと思って練習してる「わが臈たし悪の華」もアウフタクトが多いので勉強になりました。
これは合唱だから、みんなで声を合わせるというふうにおっしゃってましたが一人でカラオケで歌う場合は、カラオケと合わせてずれないようにテンポをあわせないといけないなあ……と。
となるとまだ一度もカラオケで歌ってない。
ぶっつけでお茶会で歌うとなると心配だなあ……


「少年合唱」でのこと。
佐渡先生が子供たちに「重心をおとして」とおっしゃってる。
これ、たまに私がメンバーに言ってること。
ていうか、基本なのよね♪


数年前、2号が合唱を始めたときに家でもいろいろと私が中高時代に教わってきたことを口出し(笑)すると
「ママ、先生と同じこという……」
……なにいったっけ?
「のどちんこが見えるように喉を開ける、舌の位置を下げる」
「肩が上がってはダメ」
「おなかから息を出し切ってまた息をお腹に入れる」
「歌詞の意味をよく考えて歌う」
……とかかな。
こういう余計な口出しと、楽譜みて曲想の話をしたり、腹筋もさせたりしてるうちに2号は上手になったらしくて
先生に「何か別に習ってるの?」といわれたそうで。ええ、自慢ですが何か(爆)


なんですか、最近ワタクシが歌の調子が悪いのはわかってるんですが
そういう私でも習ったこと、教わったことを他の人に伝えることはできるわけですよ。
歌が下手だと人にアドバイスする資格もないようなことを言う人がいるようで、それはちょっと違うんじゃない?


自分が積み上げてきたものは低いものかもしれないけどそれなりに自負があります。
みなさんそうじゃないですか?歌だけでなく、なんでも。
あ、だからって私はひとのアドバイスはきちんと聞きますよ。
もっと上手くなりたいもん。
自分だけで矯正していくには限界がある。
客観的なご指摘はとてもありがたいです。
自負があるならいちいちこんなことで怒るなとかいわれそうだけど
このまま鬱々と中に溜め込んでしまいそうなので吐き出さないと。


ちくしょー今に見てろ(爆)


……あら。お下品。ほほほほほほほほほ♪♪

ということで、今日の「題名」はとても勉強になりました。
たまには基本に立ち戻るのもいいですね。