金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

考えるところあり

私は「【カラオケ上達プチテク♪】 2008/08/31 「歌のオリジナリティで注目度UP♪」っていうメルマガをよんでるのですけど……
その中で……

作者さんはよくカラオケ大会に参加されるのですが、その日も参加されました。
そのときのことだそうです。

参加者の歌を聴いていて「惜しいな〜」と思ってしまった部分。
若い女性の方で何名か、倖田來未さんの曲を歌っていた方がいました。
で、その歌なんですが。。
みんながみんな、まんま、倖田來未さんなんです。
もう、発声の仕方から声の切り方からブレスの仕方から。
すべてが倖田來未さんになり切っちゃっているんです。
ちなみに見た目もかなり、倖田來未さんを意識したファッションでした。
まるで量産型倖田來未さんです(笑)。
・・・な〜んて、それは失礼ですねっ。
で、聴いていて思いました。
う〜ん、、なんか不自然。。
倖田來未さんの歌い方って、かなり特徴があります。
どことなくこう、絡みつくような粘り気のある(?)歌い方をしています。
以前はもうちょっと、安室奈美恵さんチックな歌い方だった気がするのですが、
おそらくその後、倖田來未さんがメジャーになっていくにつれて、
歌い方についても独自のオリジナリティを追求していった結果なのでしょう。
つまり、これは倖田來未さんの個性なのです。
決して誰にでもできる歌い方ではなく、倖田來未さんならではのクセのある歌い方。
これは倖田來未さん本人が歌うことで初めてその魅力が伝わる歌い方なのです。

・・のはずなのですが、まさにこの歌い方を真似て歌っている参加者の場合。。

確かに、歌そのものは悪くはありません。
むしろ、上手なほうだと思いました。
でも、、やっぱり何か違うのです。

言うならば、モノマネなのです。
モノマネでは、決して本人を超えられません。
いくら倖田來未さんの歌い方を意識しても、倖田來未さん以上には歌えませんよね?
つまり、大会の場合はどうしても「見劣りしてしまう」と評価されるのです。
なぜなら、真似している以上、比べる対象は「倖田來未さん本人」になるからです。

これって、、ものすごいハンデだと思いませんかっ?
だってプロの歌手以上に上手に歌わないと、評価してもらえないってことですよっ。

カラオケで歌うとき、どうしてもモノマネっぽくなってしまう方も多いと思います。
もちろん個人で楽しんで歌うのであれば、それもいいかと思います。

とは言え、ナツミはやっぱりその人らしさの出てくる歌い方のほうが好きですね〜。
歌手のモノマネじゃない、個性がにじみ出るからです。
ナツミも、歌手と同じように歌いたいわけじゃなく、歌手以上に上手に歌いたいっ。

だからこそ、自分らしさを追及したいな〜と思っているのです。
歌手も人なり、我も人なり。
モト歌のアーティストとは違った切り口で、あなたの好きな歌を料理してみませんかっ?

……30年以上ミッチのコピーしてる身としては厳しい記事でした。
でも、、、アリカ様のコピーはできないので、アリカ様の曲をうたってるときは自分なりの歌い方……なんですよね。

歌唱力はおいといて、自分とミッチの声のピッチは似てると思うのです。
そして、アリカ様の曲を練習してるときもピッチは合ってるような気がしてます。

おそらく、ミッチの曲をミッチのコピー以外ではほとんど歌えないと思います……
まだまだ勉強することがたくさんあります……