金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

知花くららの「ようこそ先輩」

今日は「ようこそ先輩」の再放送を見ました。
知花くららさんが母校・那覇市の小学校に来ました。
いいなあ。知花くららがきてくれるなんて……と最初はミーハーなキモチで……


最初はくららさんがステージウォークで教室に登場するんですもん。
そして子ども達にもさせるんですもの。
ミーハーなわたしは
「これはクラスでファッションショーでもするのかな?」と思っていたら……


モデルのスタイルを作り、維持するためには食事がだいじ……というところから始まり……


くららさんは今WFPの活動をしてるのですが、そこで知ったナミビアの子ども達の現状を後輩に伝えます。
WFPの活動で、子ども達に学校給食を食べさせるのを紹介してましたが、そこでは子ども達は食べ残しなどしない。最後の一掬いまで美味しそうに食べるのです。
そして飽食な時代に生まれ育った子どもをたちを栄町市場につれだし、戦中戦後、沖縄でも食べるものがなかったというおじい・おばあの話を聞く。


そんな中で過酷?な宿題を。
「芋1本を晩御飯と朝ご飯にする」というもの。
それ以外は食べない、味付けもしない。


ずいぶんと思い切った宿題だすものだと思いました。
中には、この機会だからと一家揃って芋にした家族もいました。
これがもし都会だったらモンペからクレームが出たかもしれません……


そして腹ペコで登校する子ども達は元気がない……


そんな子ども達に知花先生は
「自分が食べるご飯は自分で作りましょう」と家庭科室を借りてゴーやチャンプルを作ることに。


沖縄なんだけど、ゴーヤがキライな子が意外と多かった。実はくららさんも子供の頃はゴーヤがキライだったけど、お祖母さまがたべさせる工夫をしてらしたそうです。


あれ?きみたちゴーヤがキライなんじゃなかったの?……と思うくらい、すべて完食。
豆腐かすひとつなくお皿がピカピカでしたww


映像でナミビアの子ども達をみてるときはただ「かわいそう」とヒトゴトのような感想だった子たちが自分達が実際に飢餓の疑似体験をしただけで、実際はどうだっんだぅと思いを馳せている。


知花くらら、あなどりがたし……と思ってwikiってみたら今栄養学を短大で学んでいるらしい。


とてもすばらしい「食育」の授業でした。
実際に学校でもやってみるといいのになあ……