懐古厨と言われてもいい
●よく聴くと深い、アニソンの歌詞たち
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1307440663995.html
よく聞かなくても深いけど?
昔から。
ミッチの恩師のひとりである作詞家の保富康午先生(パンピーにわかりやすくいうと「大きな古時計の訳詩、あと下世話な話だと「おふくろさん」の歌詞をアレンジされた。。)は昔から、30年以上前から
「アニメソングといえども僕は『人間の歌』を書いている気持ちでいます」とおっしゃってます。
そんな保富先生の作品は「ハーロック」「ジムボタン」とか枚挙に暇がありません。
山川啓介先生(パンピーにわかりやすくいうと「聖母たちのララバイ」の作詞)も同じようなことをおっしゃってましたね。
山川先生には「子ども達に未来を」というお考えがあると思います。
サンバルカンの「あしたがあるさ」と井出隆夫名義で書かれた「おかあさんといっしょ」の「のんびりのびのび」はコンセプトがとてもよく似ています。
「今日はもうすぐ終わるけど また会える あしたがあるさ/道ははるかに遠いけど 君たちのあしたがあるさ」(「あしたがあるさ」)
「おひさまはみんなみんな おんなじにてらしてる のんびりのびのび時間はたっぷり のんびりのびのび明日はたっぷり」(「のんびりのびのび」)
子ども達に未来への希望をつなげるのは大人の役目でしょ?
あと、子供向けの楽曲を作る方はよく
「子供向けだけど、自分はそこに大人にも伝わるメッセージもこめてます」とおっしゃってます。
いろいろなところで見聞きするけどわたしが一番おぼえてるのはおさむお兄さんだったかな。
30〜40年前は中学生や高校生がアニソンを聴いて歌って「この歌詞にはこんな深い意味があるんだよ」と力説?しても白眼視されてたものですよ。
「幼稚」とか「精神年齢5歳」とか「幼稚園からやり直したら?」とか。
いいわね今はそんなこと言われなくて。
このライターさん、自分が発見したみたいに言ってるけど、あなたなんかに言われなくても昔からアニソンの歌詞は深いですから。
もっと勉強するといいと思うよ。ふん。
あっ。ついでに。
「アンパンマンのマーチ」は確かに名曲ですが、やなせたかし先生が「あんぱんまん(原題)」誕生に際してライダーやウルトラを否定さえしなければスキになれるんですけどね。余計な一言だと思います。<絵本のカバーの一言。