金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

今さらだけど仲里依紗の『時かけ』

実は時かけはスキなんです。スキなんですが映像化は昭和47年の「タイムトラベラー」「続タイムトラベラー」が原点にして頂点とわたしは思ってます。

昨日、日本映画専門チャンネルで、2010年の「時をかける少女」をやってたので見ました。

正直、最初はあまり期待してなかったんだけど…

芳山和子の娘の話だというので、単なる便乗作品だと思ってたんです。

が。
思ってたよりずっとずっとよかった〜!

思うに「タイムトラベラー」2作をリスペクトしてるんじゃ…

まず。
母となった芳山和子が戻りたい時が
1972年4月。
「タイムトラベラー」のオンエアが1972年2月〜3月なのでその直後なの。
時かけ」は何度も映像化されてるからどれでもいいのに敢えて?この年に…

も〜あたし「1972年」と聞いただけで耳ピクピクw


そして芳山和子の雰囲気も島田淳子バージョンのイメージ…。

そしてわたしが思わず座り直してしまったのは…

長谷川のとこにあった和子のポートレート
長谷川が撮ったというではないですか!

「続タイムトラベラー」で、和子の部屋、机の前に和子のポートレートが飾ってあるんです。ストーリー上、重要なアイテムなんだけど…

このポートレート、ドラマで説明してあったか記憶が定かではないんだけど、ノベライズでは「知り合いの写真家に撮ってもらった」ことになってるの!

長谷川に写真を撮ってもらったと聞いたとき、記憶は40年前にタイムリープ

「芳山和子はこの写真を撮った人と結婚したんだ!」と素直に納得した…

そもそも「時を越えて人を探す」というのは「続」のテーマだった!

そしてケンソゴルのイメージが「続」を踏襲してる。
ハイネックのセーター、これは「続」を意識してると思う…

少年ドラマシリーズ直撃世代にはたまらない設定。

そして「時の流れに抗えない」「避けられない別れ」がモチーフですね。これは筒井先生が原作で書かれていたテーマであると思う…


だがしかし!
あと20分!とゆーところ、22時50分頃魔王さまご帰還。
魔王さまは毎週日曜日23時からの韓国ドラマを楽しみにしてるんですのよw
わたくし、俺様な魔王さまに「ワンセグで見れば?」なんて言えませんの…

ご飯の準備したりこれがあと20分だからと説明したりギをいう魔王さまをなだめすかしたり…

貴重なラスト20分、集中できなかった…

でも本当にいい映画でした!里依紗ちゃんちょっとスキになりました!

またあったらぜひ見たいです!