今さらだけど仲里依紗の『時かけ』
実は時かけはスキなんです。スキなんですが映像化は昭和47年の「タイムトラベラー」「続タイムトラベラー」が原点にして頂点とわたしは思ってます。
昨日、日本映画専門チャンネルで、2010年の「時をかける少女」をやってたので見ました。
正直、最初はあまり期待してなかったんだけど…
芳山和子の娘の話だというので、単なる便乗作品だと思ってたんです。
が。
思ってたよりずっとずっとよかった〜!
思うに「タイムトラベラー」2作をリスペクトしてるんじゃ…
まず。
母となった芳山和子が戻りたい時が
1972年4月。
「タイムトラベラー」のオンエアが1972年2月〜3月なのでその直後なの。
「時かけ」は何度も映像化されてるからどれでもいいのに敢えて?この年に…
も〜あたし「1972年」と聞いただけで耳ピクピクw
そして芳山和子の雰囲気も島田淳子バージョンのイメージ…。
そしてわたしが思わず座り直してしまったのは…
長谷川のとこにあった和子のポートレート!
長谷川が撮ったというではないですか!
「続タイムトラベラー」で、和子の部屋、机の前に和子のポートレートが飾ってあるんです。ストーリー上、重要なアイテムなんだけど…
このポートレート、ドラマで説明してあったか記憶が定かではないんだけど、ノベライズでは「知り合いの写真家に撮ってもらった」ことになってるの!
長谷川に写真を撮ってもらったと聞いたとき、記憶は40年前にタイムリープ!
「芳山和子はこの写真を撮った人と結婚したんだ!」と素直に納得した…
そもそも「時を越えて人を探す」というのは「続」のテーマだった!
そしてケンソゴルのイメージが「続」を踏襲してる。
ハイネックのセーター、これは「続」を意識してると思う…
少年ドラマシリーズ直撃世代にはたまらない設定。
そして「時の流れに抗えない」「避けられない別れ」がモチーフですね。これは筒井先生が原作で書かれていたテーマであると思う…
だがしかし!
あと20分!とゆーところ、22時50分頃魔王さまご帰還。
魔王さまは毎週日曜日23時からの韓国ドラマを楽しみにしてるんですのよw
わたくし、俺様な魔王さまに「ワンセグで見れば?」なんて言えませんの…
ご飯の準備したりこれがあと20分だからと説明したりギをいう魔王さまをなだめすかしたり…
貴重なラスト20分、集中できなかった…
でも本当にいい映画でした!里依紗ちゃんちょっとスキになりました!
またあったらぜひ見たいです!