金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

藤林聖子先生は女神♪(オーバー)


以前から「藤林聖子さんって何者だろう」と思ってました。
特撮・アニメ、いろいろな主題歌歌詞を書いていらっしゃって、それがどれも作品のイメージ通りの歌詞。


初めて、藤林先生の歌詞を意識したのは「ギンガマン」だったと思います。
それ以前にも何かの作詞をなさっていたとは思いますが……。
いろいろ、タイアップ的な楽曲が特撮やアニメの主題歌に使われている昨今、ギンガマンの歌詞は本当に「子供向けにヒーローを讃えた歌詞だなあ」と思って、意識しはじめたのでした。
その後「ワンピース」でもお名前を拝見して、この「ウィーアー!」の歌詞がまた前向き!
以来、私の中で保富康午先生、山川啓介先生と並び、素晴らしい作詞家として私淑しています(^^;)。
実際は私よりも10歳も年下なんですが、素直に「先生」と呼ばせていただきます…。


平成ライダーの主題歌もほとんど藤林聖子先生の作。
かいけつゾロリ」も。
そして「ハガレン」の「I will...」も。
ハガレンのオンエア中期間はゾロリもやってたわけですが、「ハッスル」と「I will...」と同じ作詞家が書いたとは素人のちょっと聞きにはわからないくらい、それだけ作品の世界を理解してらっしゃるんだなあと思います。
企画書をう〜んと読み込んでいらっしゃるんでしょうか……。


而して、現在オンエア中の「響鬼」の「少年よ」。
もうこれで「先生」と呼ぼうとにきめたのです。
一番すきなフレーズは2コーラス目の
「少年よ 旅に出たなら 雨も降る 顔を上げて」
自分も青少年時代はこうだったよな〜ってふと今までの人生を振り返りました。このフレーズで。
しかも息子1号がちょうどこのお年頃。明日夢くんは高校一年。1号は今中3なので……。
自分の中学時代もそうだったけど、きっと彼なりに日々葛藤してるんだろなあと思います。
でも親は何もしてあげられない。口を出すことさえできない。
自分だって、この頃、親に口を出されるのがいやだったから……。
でもその想いを子供に上手く伝えられない。そんなときにこの2コーラス目を知ったのですが
「そうそう、これを言いたかった……」と聞きながら感動してしまいました。
親だから、雨が降ったら傘をさしてあげたい、でも目の届かないところにいるときもある。
そんなときに雨が振っても顔を上げて前にすすんでほしい…。心の中に傘をもってほしい、
そんなことを思っていたのかもしれないですね。
でも、この「少年よ」。お年頃の息子1号の前では恥ずかしくて歌えないのです。
気持ちがモロにでてるから……(^^;)なんか照れてしまうわ(笑)
9歳の2号の前ではヘーキで歌えるんだけどな……(核爆)
でも、そのへんは個人的事情なのでどうでもいいんですが、鹿児島県特有の行事、「立志式」なんかで歌えるようなメジャーな曲になるといいなあと思います。


そういえば、「少年よ」も「ママのこもりうた(ゾロリ)」も「I will...」も、
歌詞の中でよびかける相手への想いが満ちあふれてますよね……。
一言で「愛」と片づければすむのですがそのいろいろな想いをカタチにしていける藤林先生ってホントに尊敬の対象です。これからもずっと応援したいなっと思っています。