金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

オレオレ・振込詐欺といえば……


今朝の「生活ほっとモーニング」では振込詐欺の手口とかやってました。


この「オレオレ詐欺」でいつも思い出すのがあります。


くらもちふさこ先生の「おしゃべり階段」という少女向けコミック。
たぶん1978年ごろだったと思います、私が高校入学のころだったと思うので……


これで可南がまだ線に片思いの頃に電話したとき。
可南が「もしもし……、あたし……」と言ったときに、線が
「ああ、国分寺さん?国分寺さんだろ?さっきはごめんよ、全く何も考えずに言ったんだ」と全く別の相手の名前を出して会話をはじめたというあのシーン。
可南はショックを受けるわけなんだけど
これにはあとでオチ?がついていて
可南と国分寺さんは声がよく似ていて、線がバスケの試合でマネージャーをしてる国分寺さんに「可南、俺にもタオルとって!」と口走ってしまったことを謝っていたというわけなんですねぇ(笑)ったく線も罪な男ねぇ(笑)
可南と線は高校が別々だったのでなおさら切ないのにさ(笑)
でさらにオチがついていて、可南と線がめでたくつきあうようになったあと
可南が線に電話して
「もしもし、あたし!」っていったら
「あはは〜やっぱり、これでわかったよ、国分寺は自分のこと『わたし』っていうんだけどお前は『あたし』って言うのな〜(笑)」と線がいうんですね(笑)


オレオレ詐欺を考えたヒトって、この「おしゃべり階段」を読んでいたんじゃないだろうか?と、出始め?のころ思いました。


ちなみに私もこれを読んでから「もしもし、私」にはすごく興味がわきました……。
今ではおばさんな私ですが、これでも一応若いときはあって(笑)
学生時代は合コンとか参加したこともありますよ。一回だけど……(笑)
昔は社会人になってまで合コンとかはしなかったので女子短と鹿大とか、女子短と経済大(今の国際大ね)とかなんだけど、鹿大でも学部によっていろいろだったし……
でも一応当時は遠距離の彼氏もいたので頭数が足りないからとつきあいで一度だけ行きましたがちょっともう一回でいいや〜って感じ(笑)
それで一度医学部と合コンしたときになんつーかあの「俺たち女には不自由してないぜ〜特にアンポンタンの女子短の女なんかチョロいぜ〜」っていう自信過剰オーラが漂ってましたからなんか気に入らなかったのよね(笑)


それで電話番号とかもらうでしょ?
なのでちょっとからかってやろうと思って……
電話してみました。しかも合コン後一週間ほど経って。
「もしもし、私、覚えてる?」って。
そしたら……
「えーと……えーと誰だっけ?あ〜もしかして昨日の!鹿短の○子さん?」


……違うけど……


ふーん、昨日は鹿短と合コンだったのね。
そのまま○子さんのフリして会話してもよかったんだけど(笑)
ここがちょっとアドリブのきかない私のウィークポイントで
「えっ違いますよ、折角電話番号教えてもらったからと思って電話したのに…もういいです!」と落胆するフリをして電話を切るつもりだったので台本どおりに(笑)


なので「オレオレ詐欺」って充分成立するよなあ、と
この頃のことを思い出します。
ああ若気の至り。


今ではとてもこんなことできないわ。


つーかする機会すらない現在ですが何か(爆)