金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

徳光和夫さんin「ようこそ先輩」

今日の「ようこそ先輩」は徳光和夫さんでした。


私は子供たち相手にお話・読み聞かせの活動をしてるのですが、単に素材をよむだけでなく、その前に子供たちに導入で子供たちの興味をひきつけるためにどんなトーク?をすればいいか、いつも考えてます。
なので、この「ようこそ先輩」で、俳優さんや歌手・アナウンサーなど「表現を仕事にしているかた」のお話は勉強になると思いつつ見てます。


今までも
大山のぶ代さん
http://d.hatena.ne.jp/leona727/20061216/1166231920
田中真弓さん
http://d.hatena.ne.jp/leona727/20071222
吉幾三さん
http://d.hatena.ne.jp/leona727/20080615/1220767285


とありました。


大山さんのときも思ったけど、国語の授業にこういうのを取り入れてみるといいと思う。
今回の徳光さんの授業も、まず
「グルメリポーターになろう」と銘打ち
子どもたちの目の前に和菓子を出す。
そして「きれい」「おいしい」は禁句。


これはちょっと子どもたちには難しかったかも……
というか、大山さんのときにも感じましたが
徳光さんがおっしゃったことが
「もう少し子どもらしい感性がでるかなと思ったんだけど」とのことで、初めてだったから緊張したのか、それともいろいろと危惧されてるコミュニケーション力不足なのか……
ちょっと気になった。だからこそ、国語の授業でこういう訓練をするのはいいことだと思うんだよね。
俳優やアナウンサーから習うってすごくいいことだと思います。


次にやったのは大きなパンダのぬいぐるみにむかって
・このパンダを観察して印象を他の人とかぶらないように述べる。
・このパンダに一言いう。
このときは子どもたちもなれたのか興味深いことをいう子もでてきました。
気持を言葉にだすっていうのは大事よね。。


徳光さんも「相手を好きになること」「対象をすきになること」が大事とおっしゃってました。
番組の冒頭では「最近は相手の粗を探すのが多くて、はたしてそれでいいのか?」とも。
徳光さんご自身も苦手なプロレス中継を担当されたときに、はじめはいやいややっていたのに、レスラーの皆さんの人間くささに触れてプロレスがすきになった、というエピソードを語ってました。


そして。まとめで
トーク番組の司会。
これは、「質問のしかた」を熱心にお話されてました。
「相手を好きになり、質問をし、その答えの中からさらに相手のいいところを引き出す質問を考える」……だったかな。
この数日前にスタパに出られていたんですが、「話し上手は聴き上手」という言葉の「聞き」という意味は単なるlistenではなく、ask・questionの訊くでもあるとおっしゃってましたがそういうことだったのですね。
実際には子どもたちに、普段接することのない専科の教員や職員のみなさんにトーク番組形式で話をきくというもの。
さすがに担任以外の教員や職員にはとまどいもあったようで、トップバッターの女の子は単なる質問の羅列で、「だいじょうぶ〜?」と思ったけど徐々に他の子になるにつれてとてもいいトーク番組(笑)になりました。
子どもって鍛えればできるんだよね。感動しちゃった。


そしてさらに感動したのは、徳光さんが子どもたちひとりひとりにいいところをみつけて書き出した色紙をプレゼントしたこと。
これ、収録は3〜4日くらいだと思うんだけど、そのわずかな時間に子どもたちをすきになり、いいところをみつけるって、、、
私にできるかな……


2号は学校で放送委員会をしているので参考になるかなと思って(同じ6年生同士だしね)「見れば?」って言ったんだけど、折角の日曜だからか、ゲームに興じておりましたよ……
はあ。前途多難。
母は頑張ります……


さて。来週は我が母校鴨池中の後輩、上川徹さんが鴨池小で子どもたちに授業します。
楽しみ〜♪