金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

マヤならなんというかなあ……


女王の教室が終わって2ヶ月が経とうとしています。
ことあるごとに「マヤだったらこーいうよね?」なんて、息子たちと冗談でいってましたが、ちょっと今回聞き捨てならない?ことが……


息子2号のクラスでは、給食を、時間内に食べ終わらない場合はそのまま残飯として処理するんだそうです。
それを聞いてびっくり、普通は完食するように指導するのではないかなあ?


そして、マヤのセリフを思い出すのでした。


第一話で、和美の失敗で温食を食べられなくなった6年3組。給食室や、他のクラスから残りをもらってこようと駆け出す和美をマヤは止めて、こういいます。


「いくらでも食べ物があると思ってるほうが間違いなの。 日本の食料自給率は、世界で124位です。
もし、アメリカや中国といった農業大国が不作になって、輸入がストップしたら、飢え死にするしかないのよ、私達は。
それを考えたら、食べ物を粗末になんか出来ないはずなのに、日本人は、大量に輸入した食糧の2割以上を無駄に捨ててるんです。
好き嫌いばかり言って、平気で給食を残すあなた達のように」


ありがちなお説教は「世界には食料がなくて飢え死にするかわいそうな子供たちがたくさんいる、それを考えたらあなたたちは幸せ、給食を残したりなんかしたらバチがあたります」
なんだけど、このマヤのセリフは秀逸。
親である私はこんなこと考えつきもしなかった。
マヤの信者?である私は、以来、このセリフを胸に刻んでいますけど(ホント?)、だからこそ2号の担任のこの指導はどうよ?と思ってしまうわけです。


よくよく聞くと、いつも残しがちな人は少な目に注ぐんですって。
でもそれで本当に給食指導になるのかなあ。


世間では?そろそろ食育に興味を示してる保護者・教職員も多い中でこんなんでいいんだろうか。
でもまあ、これは伝聞なので、もう少し様子をみてみたいとは思いますけど……