金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

「義経」、最終回間際ですが……


最近の義経はどうもなんかみていてイライラする。
最初の頃は、タッキーの美貌に騙されて?愛に恵まれない可愛そうなヒト、愛を求めてさすらっているのね……だと思っていたけれど、どうもなんかソレをウリにしてないか?義経……。


常盤といい、清盛といい、奥州藤原といい、頼朝といい、後鳥羽上皇といい、自分をかわいがってくれる人間に対して周りの空気も読まずに懐きすぎ。清盛の息子たちはさぞイライラしていたのではないでしょうか、特に宗盛なんか心中おだやかでなかったでしょうね。「父上の嫡男であるこの私をさしおいて……」ってあの子役、よく熱演できましたね、感心します……。
まあ、子役の芝居はどうでもいいんだけど、だから義経って疎んじられたり逆に利用されたりするのよねぇ。
結局最終的にはどこにも居場所がなくなってしまう。
たしか、常盤がいまわの際に生き霊になって諭しにきたはず。
「人の言うことの裏の裏まで考えなさい」とかなんとか。
全然母の教えも守ってないし。
しかもおめでたいことにまだ利用されているのに気が付いていない。
しかも色ボケだし(酷い言い方…)どーするのこのまま来週の最終回に突入して……


長女なワタクシ、長男な1号からみたらむしろアホな弟をもった頼朝にこそ同情しつつ見ています。
親の愛に恵まれず、苦労したのは頼朝も同じ。もちろん北条家に利用されていることも気づいているでしょう。
でもそこを自分の生きる道と定めてその場で自分がしなければならないことを一つずつ成し遂げていったからこその頼朝ですよ。
義経と違って弱音も吐かず、ときには心を鬼にしないといけないときもきっと内心涙をのんでいたに違いない。源氏の名を守るために。ま、北条家がその上をいってたってことですけどね。


あ〜、長女(長男)はつらいよ(^v^;)


アホな義経はそこんところ、表面的なものだけしか見えてない。
「なぜ兄上はこのように……」と愚痴ってばかり。
少しは自分のことを振り返ってよ〜く考えてみたらどうかしら。
ヒトは自分の鏡。相手のしていることは、自分の言動が跳ね返ってきてるワケなんだからさ。


だいたい昨日のアレは何?奥州藤原に身を寄せること自体が迷惑だということがわからないのかしら?甘えるのもいい加減にしろよと小一時間ほど問いつめたい(笑)


なんて私がこんなことをいっても来週最終回なんだからどーしようもないんだけど。
今度はぜひもっと凛々しい義経を見てみたいものです。


……と、細川シゲヒラさんが降板するや否や冷静になったワタクシ。
でももう遅い、来週最終回だし……(^v^;)


しかたないから最後までつきあいますよ、もしかしたら回想でシゲヒラさんが出るかも知れないし……←もしかして私も色ボケ?(核爆)