音楽の力

ＮＨＫスペシャル「復興への行進〜音楽の街・ハリケーンから半年〜」をみてます。
いわずとしれた「カトリーナ」の被害に遭ったニューオーリンズのみなさん。
黒人の子供たちが多く通うセント・オーガスティン高校のブラスバンド部が街のお祭り「マルディグラ」に出場するのを目標に頑張っている姿が感動します。
ハリケーンで楽譜もﾕﾆﾌｫｰﾑも流されてしまい、仲間たちも離ればなれになってしまって……。
もちろん、これには子供たちを宣伝塔に使うというオトナの目論見もあるけど、彼らにとつては純粋に「音楽そのものが今の自分たちができること」「みんなでまたマーチングをしたい」という気持ちで取り組んでました。
保護者の寄付で楽器もユにフォームも揃っていよいよ本番…。

あ〜なんかダメだわ。
行進している子供たちをみて、街のひとたちってどんなに励まされたことかと思う。
子供たちもみんなで演奏できてよかったなあと思います。

「(子供たちの演奏を見られてよかった、)もどってきてよかった」と言っている大人のひと。
音楽にどうしてこんな不思議な力があるのか……

どうかこの子たちが来年も再来年も、この活動を続けていけますように。
ニューオーリンズの復興を改めてお祈りします。