金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

NHKで宮川泰先生の追悼番組を見る。


今日、3/24の0:15からNHKで「ありがとう宮川泰さん」という追悼番組をやってました。
映像と、ゆかりのある方々とのお話で30分の番組でした。


最初に、1973年の紅白でザ・ピーナッツが歌い、宮川先生が指揮をなさった「ウナ・セラディ東京」が流れたのですが、まだ40代くらいの先生の後ろ姿は、ご長男の彬良さんにそっくりでした。
今、N教の「ゆうがたクインテット」でレギュラーとして出演なさってますね。その彬良さんに体格もだし、雰囲気・しぐさまで。親子だから当たり前だよ、と言われてみればそれまでなんですけど。


昨年、2005年の紅白歌合戦の「蛍の光」もお元気に指揮をしていらして、亡くなってしまったってことがウソみたい……ほんの3ヶ月前のことなのに……


先生が作曲されたヒット曲を何曲か映像として流したのですが、いさおさんの「ヤマト」はもちろんですが、先生の曲の中で私が一番すきな「銀色の道」が出たのがすごくうれしかった。
ここらあたりでちょっと涙腺にきました(^v^;)


先生の思い出を語る、ということで服部克久先生と前田憲男先生もご出演なさったのですが……
前田先生、すこしおやせになったみたい……ちょっと心配です。
奇しくも、このお二人は私がコロムビア学芸課ファンになってきっかけとなった方々。
1974年にでた石毛恭子お姉さんのアルバムに当時の克久先生と前田先生が恭子お姉さんにレッスンをしている風景がスチールとして載ってました。
当時のピンポンパンの音楽は、克久先生と前田先生がなさっていたんです。
なんて贅沢な番組なんだと、今になったら思います。
ピンポンパンに名曲が多かったのも、このお二方のお陰ですよね……。


そして、彬良さんのお話もありました。
先生のコンサートを今年は彬良さんが指揮をふることになっていたとか。
「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」は、宮川先生から彬良さんに引き継がれて、名曲は永遠なんだなあと思います。
彬良さんは、私より1つ年上。ご本人も「ヤマトのアルバムを何度も何度も聞いてそだった」とおっしゃってました。
同世代なので、とてもうれしいです。わたしごときが応援しなくてもいいんだけど、彬良さんのことはずっと応援したいと思います……。


この「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」のアルバムはうちにもあります。
1977年あたりにブームになったときに買いました。
でも、LPなので聴けないの……(T_T)
そういえば、このアルバムで、「宮川泰」というお名前を「やすし」ではなく「ひろし」と読むんだということがわかったんでした。
スタッフ名のところ、ローマ字で{HIROSHI MIYAGAWA」と書いてあったので。
ミーハーな母でさえも「ひろし」と読むことは知らなかったそうで、その意味でもこれがなければ、たぶん今でも「やすし」とお呼びしていたかもしれない(^v^;)


「ヤマト」は今度のお茶会で誰か歌ってくれるだろう。
みんなで一緒に歌いたいな。


今度はUGAだと思うので、私は「銀河伝説」か「愛の生命」か「ワンサくんのママ」でも歌おうかな。
あ、「グランプリの鷹」の「ちいさな思い」でもいいな♪♪


アニカラーな私たちにできることといえばこんなことくらいしかないけど、少しでも先生への供養になればと思います……