あらま。タイムリーな。
昨日のネタで母の満州ナンタラとか書きましたが
今日の朝刊に「中国残留孤児 国に責任」というのが載ってたわ。
勝訴おめでとうございます。
いえ
実は母がよく言ってたことがあるんです。
北朝鮮拉致被害者のご家族が戻ってこられたあとその待遇についての報道に触れるたびに
「北朝鮮もいいけど、中国残留孤児にも国はもっとしてあげるべき。満州開拓団は国策として行ったのにその結果の残留孤児なのに。国は残留孤児はほったらかしにして拉致被害者ばかり。拉致被害者に国は責任をとらないといけないの?残留孤児こそ国に責任があるんじゃない?これって不公平ではないのかしら?」とブツブツいってました。
言われるまでそんなこと考えもしなかった私はアンポンタンです(爆)
ひたすら拉致被害者のみなさんばかりに同情していましたが……
実体験者はやはり身を持ってわかるんでしょうね。
昭和51年に私の義伯父と従兄弟が帰ってきましたが本当に苦労してましたし。
だから今回は勝訴されて本当によかったと思います。
とはいえ、残留孤児のみなさんは今は高齢の方ばかり。
身元がわかる親戚の方も少なくなってきてるのは確か。
自分が何者なのかがわからないことって不安でたまらないでしょう。
一人でも多くの方がご自分の身元を確認できて、故国で安心して暮らせますように。