金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

10年過ぎて。やっと。


実はRと1号は外食きらいなのです。
Rなんぞは外食産業に携わっておりながら、です。
二人がいうには「オーダーして待ってる時間がいや」だそうで、
そーいえばRがつれていってくれるところって回転すしばかり(爆)


「たまには外でたべたーい」と言っても
スーパーとかお弁当屋で惣菜をしこたま買ってきて家で食べる。


そんなわけなので
今日は1号がいなくて、私も外注の工賃が入ったのでささやかにジョイフルに(笑)2号と行きました♪


オーダーして待ってる間、席でなんかそわそわする2号。
私「そんなにムズムズしてるんだったらそこらへん歩き回ってきたら?」
とけしかける(笑)
2「やだよ、そんな行儀の悪いガキみたいなこと」
私「へー?ママに怒られるから?」
2「いや、恥ずかしいじゃん」


あああああああああああ
「恥ずかしいじゃん」って
よくぞその言葉をだしてくれたわ2号。
ママは嬉しいわ。


思えばまだ物心つかないころから子ども達には
「みっともないからやめなさい」
「はずかしいからやめなさい」
「だらしないからやめなさい」
「お行儀が悪いからやめなさい」
と口を酸っぱくして言ってきた。


よく
「子どもにはキチンと筋道たてて、コレコレこうだからいけないことなのよ、と言い聞かせています」とか
「人に迷惑をかけたら怒ります」とか
そういう考え方もあると思いますが私には向いてないみたい(^^;)
注意力散漫な子どもが「コレコレこうだから」って理解できるかな?と思うし
他人に迷惑さえかけなければ何をしてもいいのか?と思う。
最近の若い人の口答え?の中に
「アンタに迷惑かけてないだろ」とか
「アンタには関係ないだろ」というのがあるけど
長じてこうなるんじゃないかなと私は思うの。


それよりも
「ダメなものはダメ」ときっぱりと言ってきた。
理屈とか人の目があるからではなく
自分の中に矜持というものを持ってほしかった。


11歳の2号、普段はアンポンタンだと思っていたら
こんなことを言うようになったなんて。


こんないい子はどこの子かしら(^^;)


躾って
一朝一夕では身につかないものなのね。
ときにはグーパンチしながら
ときにはどなりつけながらも
10年すぎてやっと自分の口からその言葉がでてきて、言いつづけてきた私がびっくりです。


あと10年。
どうかこのまままっすぐ育ってほしいな……