金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

一晩経っても思い出すだけで……


女王の教室」にハマっていることは7月のお茶会でマヤもどきの服装で来たことからもおわかりだと思いますが(ってアンタはいつも体型隠しで黒着てるのが多いじゃないかというツッコミはおいとてね(^^;))、あとラスト一回を控えた今回は、自分でもちょっと思うところがあってちょっと胸にこみ上げてくるモノが……。


数回前のエピソードからマヤが「再教育センター」にいたという設定が明らかになったのですけど、実は、息子2号が1年のときの担任の先生は、今研修センターにいらっしゃって、この「再教育センター」の話になるたびに、その先生のことを思い出す。
うちの学校が3校目という、お若くてすごく熱心な先生でした。
授業参観に行くたびに、熱心さがひしひしと伝わる。ただ、Sな私?としては少々同じ雰囲気を感じてましたが…(ぉぃ)


2号も、この先生にはとてもなついていて、当時も私はPTA役員をしていましたから、学校に行く機会は多かったんですけどいつも先生は昼休みには子供たちに囲まれて楽しそうだなあ、と思いながら見ていました。
でも、その熱心な指導が合わないと感じる保護者もいたみたいでした。
2号はこの先生のことが好きなので、どんなに叱られても怒鳴られてもこの先生の悪口は絶対いわなかった。先にかいたように、授業参観をみていると、少々強引なところもあるかも?とは思ったけど、それは若い男の先生にはありがちかなと、初めから完璧な先生なんていないし何より子供たちに好かれているなら、と思っていたんですが、そうは思わない保護者もやっぱりいたんですね。


それだけならまだしも、その批判的な保護者の子供たちが、この先生にいやがらせを始めたんです。当時、一年生ですよ?仮にも先生に向かってそんなことするなんて、末恐ろしい……。
しかも、この先生の悪いウワサは他のクラス、他の学年からまわりまわって来るというのがやるせない。
当時のPTA学級委員長は「きっと、このクラスの保護者の誰かが、よそのお母さんに愚痴でもこぼして、それをよく知りもしないで吹聴してまわってるのよ、だから私達はなんとも思わないのに、『○○先生って怖いんですってね〜』って言われるのよね。そんなことちっとも思ってないのに」ってよく言ってました。


マヤの悪評が「他の学年の保護者からもきている、再教育センターから来たことも知れ渡っている」というシーンで、この学級委員長が言った言葉を思い出したんです。
現に、半崎小学校6年3組は保護者も子供たちもそれなりにまとまっている。いったいだれがそんな無責任なウワサをながしているのか……とドラマの中のお話なのに、感情移入してしまいました(^^;)


この2号の先生ですが、翌年度も低学年を担任、でも前年度の妙なウワサがまだ根強く残っていて今年度は「研修センター」に長期研修にいくことになりました。
でも、籍はこの学校にあって、職員のバレー大会や学校行事には来て下さいますし、研修が終われば、またこの学校に戻ってくる予定です。
なので、このドラマでマヤが「前任校−再教育センター−半崎小学校」というのはもしかしたら間違ってるかも……とは思うんですけどね。空白の2年間なにしていたんだというミステリーのためにはしかたないのかな。


本来なら昨日の「女王」では泣き所がいっぱいあるはずなんですけど、この2号の担任の先生のことを思いだして別の意味で涙がでてしまいました(^^;)
運動会にはまた見に来て下さると思う。
早く戻ってきて下さいね〜○○先生。
そして、マヤ……。やめないでーーーー
昨日は、今まで「マヤ」と呼び捨てにして友達と話をしていた和美が「阿久津先生」と敬称をつけたところが私的には一番ヒットポイント。本当に先生として尊敬しはじめたんだろうなあ……
あと一話でもう「女王」は見られないのね……(T_T)


・ここで役に立たないPTA用語集
『保護者』
以前は「父兄」と言っていましたが字面が良くない(父や兄がいない家庭はどーなんだということで)ということで「保護者」に変わりました。公文書で「父兄」と書いたら教頭先生にチェックされます。
『児童・生徒・学生』
学校教育法では小学生は「児童」、中高生は「生徒」、大学・専門学校は「学生」とわけて書かれているようです。
この「女王の教室」では頻繁に「生徒」とよばれていますがこれは間違い。
また中高生が「私は学生ですから」というのも間違い。
これも公文書で書くと教頭先生から赤線引かれます(笑)
ちなみに幼稚園・保育園は「幼稚園児・保育園児」。よく「幼稚園生」という方がいますがこれは間違い。日本語入力システムでは「ようちえんせい」と入力すると「幼稚遠征」と変換されます(笑)
『代表委員会』
いつから「児童会長」がいなくなってしまったのか、今は「児童会長」がいる学校が少なくなりました。
「児童会」を運営しているのは「代表委員会」で、児童会長にあたるのは「代表委員会委員長」ですが、昔のように選挙では決まりません。
フツーに各クラスの係として「代表委員」を決めて、全校の代表委員会で立候補かじゃんけんかくじびきで委員長などの役員をきめているようです。
ですからこの「代表委員会」もそんなにステイタスはなく「飼育委員会」「保健委員会」などと同等らしいんですよね。
「児童会長をやるような文武両道の小学校5.6年の男子」好きな私としては(アブナイぞおい…)非常に不満なシステムです(爆)実はもうひとつこれに条件が付いてるんですがそれは自主規制(笑)
女王の教室」では代表委員の選び方が意表をついてよかったけど……(笑)
きっと西川くんあたりは代表委員−委員長のコースを狙っていたかもねぇ。