金剛屑石

アマチュアシンガー・ライター・絵本パフォーマー「金色の女将」の徒然なブログ。絵本についてはこちらに特化したブログあり。http://blog.livedoor.jp/sophia727/

で、あらためて「パラダイス・ロスト」

なんだか一時間半の間にたくさんエピソードが詰まっていて、とても楽しめたし、お話もとてもしっかり作りこんでいるって感じがして、ホントに劇場でみなかったのが悔やまれます。
巧もいいけど、やっぱり木場に哀愁を感じてしまう…
スマブレにとっては、ある意味、木場は扱いやすい…<「坊やだからさ」と息子1号の非情な声が…(^^;)
でもなんかこーゆー、真実をもとめて彷徨する魂を見るのって切なくてなんかいいなあ。
以前から555は青春モノだなあ〜と思っていたんだけど、劇場版をみてその思いを強くしました。


ところで、なんだか何かに似てると思っていたらなんとなく「ハカイダー劇場版」に似てるんですね。あの人間側の描き方。
敏樹ちゃん、ハカイダーでは雨宮さんに遠慮してましたか?(;´▽`A``
実は、ちょっと物足りなかったのよね、ハカイダー。でもそこで描き切れなかった分を思い切って書いてくれたようで嬉しいです。
あてもなく進んでいくカップルの描写は「ライダーTHE FIRST」でもしてくれたけど、巧と真理には未来を感じて、コブラとスネークは閉塞感をおぼえるところがやはり正義と悪の違いなのかしら。
あとちょっと「スケバン刑事?」の劇場版にも似てたかなあ。
レジスタンスものはお父上・伊上勝先生の「銀河大戦」が秀逸だと私は想ってるんですが、なんとなくそれも彷彿としました。
ふだん、こんなダラ子な私でもやっぱり抑圧されてる部分っていうのはないとはいえないので、こういうレジスタンスものを見ると憧れる部分ってあります。
心だけはいつも何者にも束縛されずに生きていきたいと思うだけでもいいかなあ、なんて。
思わないよりはずっといいよね……
そんなことも思わせてくれた作品でした……。