ジャンボーグのサントラを聴いて…
菊池俊輔先生★祝☆50周年ということで引っ越してから初めてジャンボーグのサントラ「ジャンボーグAミュージックファイル」を引っ張り出して聴いてます。
劇伴はそうでもないけど主題歌カラオケになんか違和感…
主題歌そのものは子門さんのボーカルが圧倒的に存在感があるから気がつかなかったけど、オケになるとちょっと気になる…
オケの収録は菊池先生がメンバーを連れてくるんじゃないのね?それぞれレコード会社専属の演奏者なのね?
いや…
ジャンボーグのオケ…が…
先生のアレンジは重厚でオケだけでも充分聴き応えあるんだけど…
東宝レコードからリリースされたジャンボーグは、同時期のコロムビアのXライダーやゲッター、キャシャーンのオケと比べると…なんか演奏が単調に聞こえるんです。
「輝けPAT」「戦え!ジャンボーグ9」もそんな感じ。
うまく言葉を選べなくて不愉快に思う方もいらっしゃるかと思いますが、わたしの率直な感想ということでご容赦いただきたいと思います。
Xライダーの「セタップ!仮面ライダーX」で比較しますが、Xはオケと言えども曲想たっぷりで、例えば合間合間に入るホルンは本当に「父の叫びは波の音」に聞こえる。
クロージングも波が次々とひいては返す情景が浮かぶ。
なんというか、演奏者のプライドを感じる。
子供番組の主題歌だからこそ、聴いている子供たちにホルンの深さを知ってほしい、エレキのかっこよさを伝えたいという気持ちで演奏されてるのではないかと思ってしまう。
で、ジャンボーグ。
先生やコンダクターが「淡々と演奏すること」と指示してるのか?と思うくらい単調に聞こえる…
コロムビアのオリジナルカラオケに慣れてるから違和感…
なんか「譜面をなぞってるだけ」って印象。
Xと同じ演奏者じゃないよな、と…
ということはレコード会社それぞれ専属の演奏者がいて、それぞれ特徴があるということかな。…と、冒頭で書いた次第。
コロムビア以外だと同時期にはザボーガーがポリドールからリリースされてるけどこっちはそんな違和感覚えなかったんだよね。ちょっとベースがボンボン響くなあ、ミキサーさんの好みなのかな、くらいで…
ジャンボーグをコロムビアから出したらまた違ったかも?と妄想してしまった;;;;;
だけど劇伴にはそんなに違和感ない。
ライナーによると、「仮面ライダー」と同じコンダクターの方だそうで、なるほどと思いました。
が、そうなると主題歌のコンダクターは別の人?
念のためXライダーの2年前の「仮面ライダー」のソンコレでカラオケを聞いてみる。
やはりコロムビアのオケはいいなあ…
「歌詞のついてる主題歌の伴奏」と「劇伴」は似て異なるものだと思う。
つまりわたしにはこのジャンボーグのオケは劇伴っぽく聞こえるってことなんだろうか…